Admissions Overview

UTokyo College of Design (令和9 (2027) 年 9月開設予定)
令和9 (2027) 年度入学者選抜の概要

令和7年 7月 11日

東京大学

※本事業は文部科学省への設置申請に向けて構想中のものであり、今後変更が生じる可能性があります。

1.求める人物像

UTokyo College of Design では、多様な学術知を「デザイン」によって繋ぎ、融合することによって様々な社会課題に取り組み、世界にインパクトを与える人材の育成を目指します。すべての授業は英語で行われ、学生は、従来の学問領域にとらわれず、それぞれの興味・関心に基づき学びを組み立てます。さらに、国内外での長期インターンシップなどを通して、知の定着とその実践に取り組みます。こうした学びを実現し、豊かな学びのコミュニティを作るため、国内外を問わず、多様なバックグラウンドを有した、以下の資質等を持った学生を募集します。

  • 知力と学習能力
  • 優れたコミュニケーション能力及び英語力
  • 論理的思考力に加えて創造的思考力
  • 責任感、社会正義感、包摂性
  • 自主性に加えて協調性

2.選抜方法

  • 入学者選抜は、提出書類・資料・面接を通じた総合的評価(学力審査を含む)により実施します。
  • Route A・Route B(仮称)の 2 つの出願方法を設定し、出願者はどちらか一つを選択します。(一年度内に両方の方法で出願することは認めません。)

◆ Route A(仮称)・・・大学入学共通テストを受験する出願者

提出書類・資料
  • 高等学校の調査書(または成績証明書)、評価書、エッセイ等の提出を求めます。
    (本人作成書類は英語、その他の提出書類は日本語可)
  • 東京大学が指定する英語能力検定試験の結果の提出を求めます。
面接(英語で実施しますが、一部で日本語を使用することもあります。)
大学入学共通テスト(2027 年 1 月実施)において、東京大学が指定する科目の受験を必須とします。(別表

◆ Route B(仮称)・・・東京大学が指定する統一試験を受験する出願者

提出書類・資料
  • 高等学校の成績証明書、評価書、エッセイ等の提出を求めます。
    ※英語による教育を受けた経歴等に応じ、東京大学が指定する英語能力検定試験の結果の提出を求める場合があります。
面接(英語で実施します。)
  • 海外在住の出願者に対して、面接のために渡日を求めることはありません。
東京大学が指定する統一試験のうち、少なくとも一つの試験の成績の提出を必須とします。
  • (例)国際バカロレア(IB)、国際 A レベル、SAT、ACT 等
    ※各試験に係る要件の詳細は募集要項にて公表します。対象となる統一試験は、募集要項発表時に追加される可能性があります。

3.募集人数

100 名(Route A: 50 名、Route B: 50 名)(予定)

4.スケジュール

令和 9(2027)年度入学者選抜については、募集要項を令和 8(2026)年 8 月頃発表、出願開始は令和 8(2026)年秋、合格発表は令和 9(2027)年 2~3 月を予定しています。

5.他の選抜方法との併願

東京大学の令和 9(2027)年度一般選抜(前期日程試験)、外国学校卒業学生特別選考及び学校推薦型選抜との併願は認めません。

(別表)Route A による出願時の大学入学共通テストの指定科目

パターン 1、パターン 2 のどちらか一つを選択

パターン 1(6 教科 8 科目又は 7 教科 8 科目)

指定科目一覧
教科 科目 科目選択の方法
国語 『国語』 必須
地理歴史 『地理総合,地理探究』
『歴史総合,日本史探究』
『歴史総合,世界史探究』
左の 5 科目のうちから 2 科目を選択
ただし、『公共,倫理』及び『公共,政治・ 経済』の 2 科目を選択することはできません。公民から 1 科目選択する際は、地理歴史から 1 科目選択してください。
公民 『公共,倫理』
『公共,政治・経済』
数学 『数学Ⅰ,数学 A』 必須
『数学Ⅱ,数学 B,数学 C』 必須
理科 『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』

『物理』
『化学』
『生物』
『地学』
左の基礎を付した科目を選択(4 つの出題範囲から 2 つを選択解答)
ただし、「基礎を付していない科目」を 2 科目選択した場合には、「基礎を付した科目」を選択したものとみなします。(注 1)
なお、理科の時間において「基礎を付した科目」を含め 2 科目選択した場合は、第 1 解答科目の成績を合否判定に利用します。(注 2)
外国語 『英語』(注 3) 必須
情報 『情報Ⅰ』 必須

(注 1)

  1. 「基礎を付した科目」とは、『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』を指します。
  2. 「基礎を付していない科目」とは、『物理』、『化学』、『生物』、『地学』を指します。
  3. 第 1 解答科目として、『物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎』と、第 2 解答科目として、『物理』、『化学』、『生物』、『地学』の 4 科目の中から 1 科目を選択した場合には、「基礎を付した科目」を利用します。(注 2 も参照のこと)
  4. 『物理』、『化学』、『生物』、『地学』の 4 科目の中から 2 科目選択した場合には、合計得点を 1 科目分に換算して利用します。なお、「基礎を付していない科目」を選択した場合の教科・科目の合計数は、6 教科 9 科目又は 7 教科 9 科目となります。

(注 2)

「理科」の試験時間に 2 科目を受験した場合において、前半の 60 分間で解答した科目を第 1 解答科目、後半の 60 分間で解答した科目を第 2 解答科目といいます。(詳細は、大学入試センターWeb サイト https://www.dnc.ac.jp/ 等を参照してください。)
なお、「理科」の試験時間において「基礎を付した科目」と、「基礎を付していない科目」のいずれかを選択する場合には、「基礎を付した科目」を第 1 解答科目にて選択してください。たとえ、第 2 解答科目で「基礎を付した科目」を受験しても、本学が指定する科目を受験したことになりません。

(注 3)

「リーディング」および「リスニング」を利用します。

パターン 2(6 教科 8 科目)

指定科目一覧
教科 科目 科目選択の方法
国語 『国語』 必須
地理歴史 『地理総合,地理探究』
『歴史総合,日本史探究』
『歴史総合,世界史探究』
左の 5 科目のうちから 1 科目を選択
なお、地理歴史及び公民の試験時間において 2 科目を受験した場合には、第 1 解答科目の成績を合否判定に利用します。(注 1)
公民 『公共,倫理』
『公共,政治・経済』
数学 『数学Ⅰ,数学 A』 必須
『数学Ⅱ,数学 B,数学 C』 必須
理科 『物理』
『化学』
『生物』
『地学』
左の 4 科目のうちから 2 科目を選択
外国語 『英語』(注 2) 必須
情報 『情報Ⅰ』 必須

(注 1)

「地理歴史,公民」の試験時間に 2 科目を受験した場合において、前半の 60 分間で解答した科目を第 1 解答科目、後半の 60 分間で解答した科目を第 2 解答科目といいます。(詳細は、大学入試センターウェブサイト https://www.dnc.ac.jp/ 等を参照してください。)
なお、第 1 解答科目で本学が指定していない科目を受験した場合には、たとえ、第 2 解答科目で本学が指定する科目を受験しても、本学が指定する科目を受験したことになりません。

(注 2)

「リーディング」および「リスニング」を利用します。