UTokyo College of Designは、デザインの方法論と東京大学の各学部が持つ幅広い専門的な知識を組み合わせ、複雑な課題に取り組む力を育みます。新たなコンセプトを生む力と、それを形にする実現力を備えたリーダーを育成し、社会に革新をもたらすイノベーターとして輩出します。
Interdisciplinary Foundations(IF)は、UTokyo College of Design の1年次生が全科目を必修として学ぶ基礎科目群です。IFは、UTokyo College of Designが目指す社会課題の解決に立ち向かうための第一歩として、言わばUTokyo College of Designでの学びの世界に誘う入口であると言えます。IF科目群は東京大学が擁する大きな9つの学問分野に対応しています。
UTokyo College of DesignのInterdisciplinary Perspectives(IP)は、Interdisciplinary Foundations(IF)で現代学問分野の全体像を理解した学生たちが、次に具体的かつ多様な学術の視点に触れる場です。5つの領域「Environment & Sustainability」「Technology Frontiers & AI」「Governance & Markets」「Healthcare & Well-being」「Culture & Society」から、合わせて約100の授業科目があり、学生はその中から自分が想い描く社会デザインの基軸となるトピックを選び、試行錯誤しながら自らの学びを深めていきます。
8 Track Design Seriesは、「デザインとは何か」という根本的な問いを起点に、デザインの原理・方法論・倫理を体系的・網羅的に学ぶ授業科目群です。8つのワークショップを通じて、批評的、倫理的、戦略的な思考を養うだけでなく、リーダーシップ、ファシリテーション、チームワーク、包摂性など、UTokyo College of Designで学ぶ上で必要となる考え方やリテラシーの基礎を身につけることが期待されます。
Change Maker Design Projectsは、社会が直面する複雑かつ多層的な課題への理解を深め、課題解決や新たな価値創造に向けたデザインのあり方や可能性を探究するプロジェクトベースの授業科目群です。8 Track Design Series で培ったスキルや方法、Interdisciplinary Foundations(IF)やInterdisciplinary Perspectives(IP)で得た学術知を活用しながら、学生が正解のない問題に挑戦し、試行錯誤を通して新たな可能性を見出す学びを展開します。
Viewpoint Seriesは、現代の最先端の動きや社会的・環境的課題のフロンティアに触れながら、デザインのあり方を多角的に探究する授業科目群です。学内外の第一線の専門家による多様な講義やワークショップを通じて、幅広い視点と知見に触れる機会を提供します。これらを自身の関心や目的に応じて選択的に履修することで、授業での学びを発展的に補完しつつ視野を広げ、創造性を喚起するとともに、社会システムや課題解決におけるデザインの役割について理解を深めていきます。